どんな小説を 送ろうかな

人の一生ってのは一冊の小説みたいなもんかもしれない 。
登場人物があり、物語がどんどん展開していき、若かった頃から中年老人になり 死を迎える。
一億人いたら一億人の小説があるわけだ。
自分の人生を振り返ると一冊の小説をもう1回読み起こしてみるみたいなもんかもしれない。
たまにその部分だけ読んでみたいと思う時があるが、初めて読みふけっている時とは別にその思い出は別な方向から 読むとどこか冷めているようで 、初回の 次はどうなるんだろうと思いながら 読み進んでいる時の方が面白いもんだ。

平坦な小説よりも波乱万丈の方が面白い。
平坦でありそうでいきなり波乱万丈になるのは面白い。
なんでもできるヒーローよりバカでドジで酷い目にあってばかりいる人物がそれでも何かを掴んでいく内容の方が面白い。
最後まで読み終わった時にいい小説だ、いい人生だったというのはハチャメチャやったハチャメチャなストーリーが 心に残るんだよね。
本棚にしまっておいても そのタイトルだけ見れば走馬灯のように 物語の展開を思い起こすことができるのと同じだ。

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