みかん箱から始まる

 
山のあなたの空遠く幸い人は棲むという

ニューヨーク個展を1月に控えた芸術家のアトリエにお邪魔していた
房総半島の真ん中にある家賃2万円の広い土地に家と天井の高いアトリエは佇んでいる
先月チェルシーの画廊を探索して来たばかりだがそこに展示出来る世界最高レベルの芸術家はいったいどんな生活、どんなアトリエで作家活動を続けているのだろうと憧れがあった
「作家というのは貧乏が出来ること」と美の巨人は言う
「白土三平が近くに住んでいるよ、この辺は小さな秘境がたくさんあって散歩が楽しい」
台風の大雨が周りの森に降りそそぎ新鮮な空気が家一杯に立ち込める
酒を酌み交わし夜を徹して語りあう
吾人の真髄をつくひと言がモヤモヤした疑問を片っぱしから一刀両断にしてしまった
思考カード2

コメント

このブログの人気の投稿